皆さん、こんにちはカズヤです。
今日は、SAP BW(Business Warehouse)機に特有のBusiness Explorer(以下、BEx)について共有します。
この名前が超かっこいい SAP BExですが、BWで利用可能なExcelのことで、
BWにて取得した情報を分析、レポーティングできる機能を備えたものです。
以下を参照)
SAP ライブラリ - BI スイート: ビジネスエクスプローラ
そもそもの発端は、BWにてエクセルを実行しようとすると、異常終了するというエラーがあったのですが、このエラー解決のためにBExを再インストールする必要がありました。
ただ、
多くのSAP経験者が
再インストールするとなるとそもそものSAP GUIもインストールし直す必要が生じるためできないでしょ? あぁ、面倒くさい...
と勘違いされる方が多いのです。私の上司もそうでした。
ただ、実際は違います。
BExのみのインストール、アンインストールが実行可能なのです!!
・BExのアンインストール方法
Windowsのコントロールパネルから、該当するプログラムファイル(Business Explorer)を見つけて右クリックでアンインストールが可能です。
・BExのインストール方法
GUIのバージョンに一致するBExをインストールする必要があります。
サポートされているGUIはバージョンが730から最新の750までのため、このバージョンに該当するBExインストールファイルを実行します。
実行ファイルは、SAPのPAM(Product Availability Matrics)にてダウンロード出来ます。
※ PAMの利用には、Sユーザーが必要となります。かなりセキュアなサイトです。
なお、この実行ファイルは1GB近いファイルを圧縮しているため、かなりダウンロードに時間がかかります。
時間にゆとりを持ってダウンロードしましょう笑
ファイルをダウンロードしたら、次はインストールを実行するのですが、ここで、GUIのチェックボックスを外し、BExのみをインストール実行することができますのでそれを利用してください。
今回は、私も個人のSユーザーを持っていないため画面の証跡が無いですが、とても誤った認識を持たれている方が多いので、是非とも本記事を利用していただきたいと思います。
以上、超専門的な話を長々と書きましたが、このレベルで今後も技術情報を提供していこうと思ってますので、ご査証くださいww
では、またお会いしましょう^_^