導入コンサルにABAPスキルは必要?

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こんばんは、カズヤんです。

今日は、SAPコンサルを目指す方の間でよく言われる

SAPコンサルってプログラミングのスキルいらないの?

っていうところ書いていきます。

 

私は元SAP Basis出身でしたが、就職活動のためにJavaの資格を取得していたため、オブジェクト指向型のプログラミング知識はある程度持っている自負があります。ただし、文法は似ていてもABAP特有の書き方というものを体系的に学んでいない分、正直コードが読めるレベルにまでは達していません。

 

今プロジェクトにてオフショアデリバリーチームのABAPコンサルタントリードのインド人がいるんですが、めっちゃ仕事ができます。詳細設計書は40パターンくらいありますが、ID言えば3秒以内にアドオンプログラム名を教えてくれます。超かっこいいです笑笑 

 

通常SAP導入コンサルは、アドオン要件定義のためにSAPの標準テーブルと標準トランザクションは最低でも理解する必要があるということはよく言われています。ただ、最近の業務を通して思うに、ABAPは絶対読めた方がいいです!! 勘違いしないで欲しいのが、書けるレベルにはなくても読めるレベルだと良いと思います。

 

というのも現在プロジェクトはテストフェーズなのですが、単体テストで欠陥が見つかった場合にはこのプログラムを修正する際にわざわざインドの開発チームに報告するのですが、その際にある程度自分で設計したプログラムのロジックをわかっておかないと円滑なコミュニケーションが取れません。

 

 

 

また、転職市場で見てもやはりABAP経験のあるSAPコンサルは大変需要が高いです(欲を言えば英語力)。採用される確率がかなり上がります。

 

まだ日本では国内開発の部隊がいてそこで開発をすることが大半かと思いますが、今後は大方インド・フィリピンへのアウトソースとなると思います。技術力のあるABAPコンサルタントと対等に会話するためにはABAPの知識くらいはつけたほうがいいと思います。(かくいう私も無くて泣いていますがwww)

 

そういう意味では、ABAPの開発経験は1-2年はあった方がいいと思います。私は今更補填することもできないので標準テーブルくらいは全て覚えられるように頑張っています。一方で、テクニカルなところも少しは知りつつ、本当に我々が出さなきゃいけないのは業務(ビジネス)レイヤーの箇所なので、そこを前提にもちつつの認識は忘れないように。

 

またこのような疑問ってたくさんあると思うので少しずつ共有していけたらと思います。今日はこの辺で失礼させていただきます。

 

では、また!!