こんばんは、カズヤんです。
今日もひたすらジョブですwww
外部インターフェース関連のジョブが多くてかなり手こずっています。出荷伝票の送信時のファイル転送といったすごい単純なプログラムですが、この転送の仕組みを理解するのにものすごく時間がかかりました。SAPの場合、SAP PI(Process Integration)というミドルウェアでファイル転換が実行されます。ファイル変換はXMLデータとIDocデータの変換が多いです。以下、厄介なPIとIDocについてリフレクションしようとおもいます。
目次:
1、外部インターフェースについて
2、SAP IDocについて
3、IDoc関連トランザクション
4、終わりに
1、外部インターフェースについて
通常、システムって内部で完結するイメージですが、外部のシステムとデータの交換をする際には、外部インターフェースを作成することになります。内部ってのはアプリケーションがインストールされているサーバを指します。外部というのは、該当アプリーケーションサーバとは異なるサーバを指します。
インターフェースってよくIT用語として出てきますが、これは、異なるものどうしが交わるつなぎ目の箇所を指します。例えば、UI(User Interface)とか言いますよね? あれは、コンピュータと人が接するつなぎ目、境界をさします。コンピュータの場合はスクリーンやキーボードが該当します。
冒頭でも触れましたが、SAP内で処理したデータを外部システムで利用したい時って結構あるようで、その場合データフォーマットを変換しないといけません。SAPではIDocというデータフォーマットでデータが利用されているのですが、これをXMLファイルでみたいというケースが多く、IDocにて変換して外部システムで利用することができるようになります。逆も然りです。
2、SAP IDocについて
SAPのIDocはIntermediate Documentと呼ばれ、SAPの標準データフォーマットです。
またSAP IDocはそのデータ移動の方向によって、以下の2種類に分類可能です。
・Inbound IDoc:
外部システムからSAPシステムにてデータを受信するケース① IDoc→XMLなど
・Outbound IDoc:
SAPシステムから外部システムに対してデータを送信するケース② XML→IDocなど
SCM関連では、InboundとかOutboundとか耳タコで嫌なのですが、まあ覚えてくださいwww
3、IDoc関連トランザクション
SAPにおけるIDocのトランザクションの一覧を作りました。と言いたいところでしたが、死ぬほど先駆者がいたので以下ブログを参照してください。私もお世話になりました。
4、終わりに
SAP Basisをやっている時は、RFC(Remote Function Call)のトランザクション叩いたりしてクライアント移送をやったりしたのですが、IDocに関しては実は触ったことがなかったです。Basis構築経験のある人は触ったりするのでしょうかね?
ちなみに、ファンクショナルコンサルタントはほとんど全員知っていてここを知らないとSAPコンサル失格です。私自身も初めて聞いた時はリアルタイムデータ変換とか何言ってるのかさっぱりわからなかったのですが最近になってようやくわかってきました。
今回はIDocの概要としましたが、個人的にIDoc探求しているので違った側面からかけるようにインプット深めます。例えば、SAP PIについてとか....
では、今日はここで失礼します!!