トランザクション分析(STAD)の紹介

こんにちは、カズヤんです。

今日は、昨日に引き続きSAPシステムにおけるトランザクションのワークロード分析について紹介します。前回はST03を利用したCPU、メモリ増加の原因分析について説明しましたが、今回はアプリ層で実行したトランザクションがどれほどハードウェアリソースを使用しているかなどを調査する方法となります。

www.kazusapbasis.com

トランザクションコードはSTADです。とても覚えづらいですが、便利なトランザクションなので、是非とも実行してみてください。

 

では、早速実行してみます。

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調べたい日時、クライアント、ユーザ、トランザクション、プログラムを入力後に、エンターにて検索します。

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今回は何もヒットしませんが、通常ここにトランザクションごとのワークロードが出力されるので、いつ、何のトランザクションがどれだけメモリを消費しているかを確認できます。

今回は、トランザクション分析(STAD)について説明しました。これに関してもSAPアプリエンジニアにとって有益な情報となるはずですので是非とも使ってほしいです。

 

では、今日はこれにて失礼します!!

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