こんにちは、カズヤんです。
最近ジョブスケジュールとか結構します。そこで今回はcrontabの使い方について説明します。crontabは運用の現場でよく使われ、設定日時に自動でプログラムを実行してくれるツールです。
目次:
1、Crontabとは
2、Crontab設定方法
3、Crontabを試す
1、Crontabとは
Crontabとは、LINUXやUNIXなどのコマンドベースのOSのジョブスケジューリング機能です。システム運用現場では、監視スクリプトやシステムバックアップを定時実行する時などに用いられます。
2、Crontab設定方法
ジョブスケジュールをする際には、crontabコマンドを用います。
<コマンド> crontab [オプション]
[オプション]
-e viエディタにてcrontabファイルを編集
-l crontabファイルの内容を表示
-r crontabファイルの削除
crontab -l にて、設定されているファイルを事前に確認した後に、crontab -eにてcrontabを設定するというイメージですね。
crontab -eを実行後、cronファイルが開かれるので、その中に下記書式でスケジュールしていきます。
<書式> 分 時 日 月 曜日 コマンド
分 0 〜 59
時 0 〜 23
日 1 〜 31
月 1 〜 12
曜日 0 〜 7 (0、7:日曜 〜 6:土曜)
「 *」 は任意の値をさします。また、「*/1」で毎分、「*/2」で2分毎などの設定も可
例) 2018年3月2日(金)の23:30に「Hello World」と出力する
⇨ 30 23 02 03 5 echo Hello World
3、Crontabを試す
では、実際にcrontabを利用して、決められた時間にプログラムを実行してみたいと思います。
日時:毎分
処理:テキスト「Hope my blog help Infra Engineers.」を/home/demo.textに出力
やってみたいと思います。
まず、crontab -lにて、現在登録されているcrontabのリストを参照します。
次に、crontab -eにて、実際にコマンドを登録したいと思います。
viエディタの利用方法に関しては、いつか共有しますwww
実行結果を確認します。
正常にコマンドが実行されていることを確認しました。
運用現場でよく使うcrontabの設定について書きました。
SAP BASISやるならこれらコマンドベースのLINUX、UNIXらへんの知識もマストになります。今後もよく使うコマンドを書いてみようと思います。
では、今日はここで失礼します。