第3保守ベンダーの有効性について

こんばんは、カズヤんです。

最近は猛烈仕事充実しています。新人で経験できることを超越してきた気がします。

(新人期間も残り1ヶ月なので、そろそろブログ名変更も検討中..)

とりあえず、現状共有↓ 

今入っている運用フェイズのプロジェクトにてリプレースの依頼をもらい、提案・構築の側面を持つプロジェクトになりました。そのため、今やっている運用業務プラス、提案・構築関連のところもすこ〜しですが経験させてもらって、業務にさらにハマっています。

今回、初めて提案フェイズに参加し、ERPシステム保守費用について考える機会を得ました。保守費用って聞いただけではあまりピンとこないのですが、提案・構築フェイズにおいては、お客様のシステム要件を聞き出し、インフラベンダーと協業し、社内セールスと契約費用の見積もりを行うなど、多岐にわたってヒアリングをする機会があります。

そんな中、「保守費用」の重要性について認識することとなりました。(結果として、リミニは利用しないことになりましたが...)

 

SAPのようなERPベンダーと年間保守契約を結ぶと、何千万円って費用がかかるようです。そのため、企業の情報部門からすると、この費用を捻出するのに大変な意思決定をするわけです。今回ソリューションを提案させていただくにあたり、この保守費用の位置付けがかなりのウエイトを占めました。

 

そこで知ったこの会社、皆さんリミニストリートという保守ベンダーを聞いたことがありますでしょうか。私も知ったのは最近ですが、どうやらこの会社は最近波に乗っている第3保守ベンダーのようで、SAP社のような正規ERPベンダーが提示する保守費用のおよそ50%の費用で保守サポートを行ってくれるようです。

 

まあ、ユーザ企業的には、SAPの正規サポートほど手厚くなくてもいいから既存のシステムを使い続けたいとかいう時に利用するんでしょうね。

 

ERPパッケージの保守サービスは基本的には、

・SAP Noteリリース

・リモート調査

・インシデント問い合わせ....

とかでしょうか(実は全部までわかりませんがw)

 

これらをリミニのSAPエンジニアがSAP社の代わりにサポートしてくれるということです。リミニについては下記リンクを参照 ↓↓

www.riministreet.com

 

この保守代行サービスはものすごい画期的な一方で、リミニ自体がベンダーとは何も提携関係を持っていないため、ベンダー側から訴訟されることもあるそうです。

この問題ってすごい難しいですよね。

まあ、普通に考えれば、ソフトウェアベンダーが今まで独占していた保守サポートの既得権益を侵すわけですからね...目の上のたんこぶてきな感じですかね?

 

普段ガチでシステムしか触れてないのでこういう契約関連の話が新鮮で面白かったので書きましたが、今後PMとかやる機会あったら必要な知識ですね。

私もデリバリーは長くやりたいのでリミニの動向は継続的に追いつつ、このへんの知識も今後詰めていこうと思います。興味あったらもっと調べてみてください。

 

では、今日はここで失礼します。

にほんブログ村 IT技術ブログ IT技術メモへ
にほんブログ村