こんばんは、カズヤんです。
今日は、金曜日で残したタスクをかなり消化できたのでかなり良い日でした。
その中での下記エラーが手強かったのですが、無事解決したので書きます。
今日は、SAP BWシステムにおけるBExアナライザで発生するエラーについて共有します。
BWには、分析ツールとしてBusiness Explorer(BEx)というツールが搭載されています。データ解析に使うのですが、このBExをSAP GUIから、Trcd:RRMXを実行して呼び出すと、アドインタブのところで、
BEx Analyzer
BEx アナライザー
とメニューバーが二段表示されるエラーが発生します。
ただ、メニューのインデックスが二重表示されるだけの話のため、業務影響どころか作業に影響すら及ぼさないエラーですww
これに関しては、Noteが2015年にリリースされており、事象も確認されていますが、なぜか修正パッチがリリースされていないようです。てか、これぐらい軽微なエラーだったら1日もかからずソースコード直せばいいだけなのにとSAPに失望しました。BExはエクセルにアドインがついているので、おそらく.NETで作られているのかなと。
そのため、Note1967746(2015年リリース)の修正内容に則り、エラーが解消できます。
Noteを見る限り、本エラーは別言語でSAP GUIにログオンしBExを起動すると発生すると記載がありますが、実際には、日本語で2回以上ログオンすると再現できます。そのため、Noteの内容が少し誤っているように感じます。
ちなみに、別言語(例:英語)でログインをこころみた際には、
SAP GUIがインストールされている端末の
%temp%/bw/COMMON/textsパスの中に、
BExTexts_EN.xml
BExTexts_EN_Version.txt
の2つのファイルが追加されます。
このファイルは一回消しても、サイドログインを試みた際にはまた生成
されるので注意が必要です。
実は、このエラーは別のNote2534345(2017年リリース)の内容とも似通っており、かなり紛らわしいです。
さらに、今回に関してはSAPのプロダクトサポートに問い合わせましたが、全然Noteと合致していないという結果に終わっています。忙しいのはわかりますが、真面目に確認してほしいですね本当...
今回はBExのエラーについて報告しました。
バックエンド専門のエンジニアなのにフロントエンドエンジニアになっていて笑えますが、近いうちにバックエンドのネタも提供します。
では、今日はここまでで失礼します!