こんにちは、カズヤんです。
日曜日ですが、先日検知したエラーをまだ整理していなかったので今日ここでアウトプットさせてもらいます。
以前にORA-01031エラーについて紹介しましたね↓↓
今回は、前回と少し似ているエラーですが、
ORA-01039というのを検出しました。
このエラーは、「ビューの基礎オブジェクトに対する権限が不十分です」とエラーメッセージが出ており、プログラムの実行ユーザにビューの閲覧権限がないことを知らせています。前回は、権限不足のエラーでしたが、今回はビューアクセスの際の権限不足と、かなり具体的ですww
そもそも、ビューってなんだよ!??
って話ですが、SQLでは、表(テーブル)を定義しますよね。
当然、定義した表はデータ容量がいくらか割り当てられます。
ビューとは、ある特定の表に対する参照用のショートカットみたいなもので、これもテーブルのように定義できますが、定義をしたとしても既存のテーブルの参照なので、データはテーブルほど割り当てられません。
ビューでは、複数のテーブルの列を1つのビューで定義して、ユーザのみたいビューをカスタマイズすることができ大変便利です。
今回のエラーでは、ユーザがSAP GUIにてこのビューを参照するSQLを含むプログラムを実行したにもかかわらず、ビューを閲覧するのに十分な権限がなかったということでした。
シスログエラーによって、「Ora~~」とつくものはアラートがなるように設定されているのでしょう。
ただ、驚いたのが、
オラクルのalert.log(データベースのイベントログ)を確認したのですが、今回のイベントはログに書き込まれていませんでした。実は、エラーが出てもログに出力されないことも普通にあるそうです。ログに出てこなかったためもちろんトレースの方にもイベントは書き込まれてなかったです。
この、ログに書き込まれなかった仕組みは謎ですが、ログ確認、ジョブ確認して、システムにとって影響のないエラーのため特別な対応はしませんでした。ユーザに確認しましたが特に問題はないそうです。
結構、オラクル関連のエラーでクリティカルなエラーがなくて助かっていますが、いろんなエラーを自身で調べて事前に備えたいです。
今日は、エラー報告となりましたが、今後もこのような事例をお伝えします。
では、今日はこれにて失礼します!!