皆さん、こんにちは、カズヤんです。
今日は、SAPエンジニアにとって、切っても切り離せないNoteについて書きます。
私が、配属されてから最もよく聞いてきた専門用語はSAP Noteです。
SAP Notesはユーザが報告した、エラーの解決方法が記載されるSAPのナレッジです。Noteの最大の特徴はなんといっても、コード修正を含む点でしょう。
よく、エラー修正のためにNoteをSAPシステムに適用することを
Note適用すると言ったりするそうです。
ここで、本題ですが、2017年11月よりこのSAP Notesにデジタル署名のNoteが加わることが決まっており、よりセキュアなNoteになるそうです。
現行のNote適用方法にも影響が出るそうです。
詳しくは、SAP Note 2408073に記載がありますので、SAP Basisエンジニアの方はお持ちのSユーザアカウントで確認してみてください。
簡単にまとめますと、
ヂジタル署名のNoteリリースに伴い、
NoteをローカルPCにダウンロードして、Trcd:SNOTEにてアップロードする方法が11月いっぱいで終了するそうです。そのため、Note2408073を利用して、Note適用する必要があるということです。
Note適用には、もう1つの方法があります。
それは、Trcd:SNOTEにて、サイトから直接Noteをダウンロードする方法ですが、これは、2018年の間は問題なく使えますが、それ以降は使えなくなるそうです。
そのため、この方法でNote適用したい場合には、すでにリリースされているNote2408073と11月末にリリースされているさらなる修正パッケージかNoteを適用して、このNote適用方法を有効化する必要があるそうです。
以上の内容をまとめると、
・Note適用の際に、NoteをローカルPCにダウンロードして、Trcd:SNOTEにてアップロードする方法を用いる場合には、Note2408073を適用する。
・Note適用の際に、Trcd:SNOTEにて、サイトから直接Noteをダウンロードする方法を用いる場合には、Note2408073とさらなる修正パッケージ、または、Noteを適用する必要がある。
ということです。
すごく、マニアックな内容ですが、大切なので共有しました。
SAP社のHPにも提供されている話題なので、問題ないと思いますが、ほとんどの案件が引っかかるとこなので、ぜひ参照してもらえたら幸いです。
では、今日はここまでで!!
次回も宜しくお願いします。