SEとして海外で働きたい(②オーストラリアの就労ビザ)

皆さん、こんにちは、カズヤんです。
今回は、オーストラリアでエンジニアとして働く方法について書いてみたいと思います。
 
1、海外で働く理由
そもそも、なぜ海外で働くのか?って思いますよねw
 
答えは単純で、違う環境で働くことにより自身のキャリアアップにつなげたいと考えているからです。
 
私は、現在外資系のITコンサルティング会社にてSAP Basisの運用エンジニアとして業務を行なっています。運用の次は構築、構築の次はPM、PMの次はコンサルとキャリアを歩むわけですが、だいたいゴールが分かっているわけです。 どうせ同じパッケージを扱うなら日本だけでなく海外で違う環境で働いて異文化体験する方がお得ではないかと思ったのです。
 
 
日本の会社にいたら英語も話せず、会社の都合で同じ業務を長く続けなければならないのです。
 
海外で同じ業務内容で仕事ができる会社にて武者修行に出ることで、「異文化コミュニケーション能力」「海外の開発現場の仕事の進め方」「異文化での生活」など、日本の職場環境に帰った際に即時で現場で生かせる能力であると感じています。
 
2、なぜオーストラリア
オーストラリアを選択した理由は主に以下の3つの理由からです。
 
(1)永住権の取得が比較的容易であること
多くの方が、海外でのワーキングホリデイをしたいとなった時に、思いつくのはこのオーストラリアではないでしょうか?
昨年度にワーキングホリデイvisaによる滞在者へも現地と同じ水準の税金を徴収する法律が施行されましたが、依然として、多くの移民を受け入れていることに変わりはありません。
 
このような移民大国でオーストラリアでは、ワーホリvisaだけでなく、エンジニアであるなら永住権の取得も簡単であるため、就労がすぐにできると踏みました。
 
エンジニアのような専門職の求職者に対してはvisaの条件がゆるいそうです。
 
オーストラリアのvisa申請は下記サイトにもある通り、スコア化した合計が60点以上であれば、アプリケーションプロセスを経てvisa取得ができるという感じです。
 
 
エンジニアで学士号を持ち30歳未満で、職歴5年以上、IELTS7.0を取れれば、確実に通るのではないかと感じました。
 
下記参照)

www.ssvisa.com.au

 
(2)英語が通じる
次にこれですね。私の会社はインド系の会社ですが、グローバル化の波で日本のIT業界で就労する上でも英語力はマストですね。ユーザ企業の海外企業とのM&Aの増加により、国内企業だけでなく海外現地法人との交渉・折衝の機会も増加しています。
特に、経営幹部を目指すのであればなおさらです。私の同期はほとんどが海外大学への留学経験がありますが、私にはありません。TOEIC800点、英検準1級持っていますが、細かいニュアンスを伝える際などに少し会話が途切れてしまいぎこちない瞬間もあります。そのため、単年度だけでなく、複数年間オーストラリアにて就労経験を積むことで交渉スキルアップを狙っています。
 
(3)有名大学の修士課程に入学しやすい!?
これもかなりでかいです。以前に記事でも言いましたが、海外の学位を取得することは海外で就労する上でかなり有利になります。さらに昨今の日本の経営幹部層は英語も話せて、海外MBAを取得してとアカデミックでかなりの専門性を持っていることが伺えます。
オーストラリアでは、Australian National University、Univesity of Melbourneなど世界トップクラスの大学の社会人向けのコースが存在します、(1)でも言いましたが、永住権を早い段階で取得できた場合、現地人と同じ学費で大学院のコースに通えます。もし、これができれば、自身のキャリアをストップせず、海外終業経験と海外学位が同時に取得できることになります。それって超コスパよくないですか!!?
 
3、仕事の機会
では、実際にオーストラリアに行くとして、仕事の機会はあるのかよ??
 
ってなりますよね。
 
私の専門領域であるSAPに関してはかなりの数の求人数があります。
ロケーションとしては、シドニーメルボルンがやっぱり多いですね。
 
下記のサイトで「SAP Basis」と入力すればいっぱい出てきます。

https://www.seek.com.au/sap-basis-jobs

扱っている技術自体は日本で扱っているものと全く同じなわけですから取り掛かるのも英語を除けばほぼ問題ないですね。給料もオーストラリアは日本よりも物価が高いことを考慮しても日本水準と同等かもしくは、それより高いのが実情です。

 

4、最後に

本記事では、エンジニアとしてオーストラリアで就労する方法について書きましたが、いかがでしたでしょうか? 日本でずっとエンジニアをすることは何も問題はありませんが、グローバルビジネスパーソンとしては多くの文化に触れ違いを語れる人になりたいものですね。今後も有益な情報・知見を紹介できるよう努めますので宜しくお願いします。

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