【ITコンサル志望必見】第2新卒での転職体験談

こんばんは、カズヤんです。

今日は前回に引き続きキャリアに焦点をあてて、第2新卒の転職について語ります。世間一般に(特に、30代より上の大人)第2新卒で会社を移る若者に対してネガティブな見方をする風潮がありますが、そういった頭の固い方々が築きあげてきた固定観念をぶちやぶるために、第2新卒で転職するメリットと、第2新卒で転職するコツみたいなものを僭越ながら書かせてもらいます。また、私がITコンサルなので業界はITコンサルに絞らせてもらいます。

 

目次:

1、第2新卒で転職するメリット

2、ITコンサルに転職するということ

3、私の体験談

4、最後に

 

1、第2新卒で転職するメリット

▪️大幅なキャリアチェンジが可能

第2新卒で転職するメリットとして、30歳前後での業界を超えたキャリアチェンジがしづらい中でそれが可能になる点にあります。私の知る限り、エンジニアからM&Aコンサルになった先輩や、SIerエンジニアから事業会社マーケティング部署に移った友人など様々なキャリアチェンジを見てきました。

新卒入社後、40年間も働かなくてはならないのですから本当にフィットする、毎日ワクワクできる仕事に就くべきだと思いますし、様々なものの見方ができるので個人のQOLも向上すると思うのです。

 

▪️スキルの棚卸し 

新卒で就職活動をした若者というのは大抵が自信満々なはずです。実際、私も自分に自信しかありませんでした。厳しい採用試験をパスしたわけですからそう考えることも当然です。

しかし、就職活動でプレゼンした自分のスキルというのはあくまで学生のたわごとに過ぎず、ビジネスの世界で通用するものとは程遠いはずです。さらに労働市場で普遍的なスキルでもなく、自信のキャリアを考える上では有益なものとはなりません。

会社に入り自分が身につけたハードスキルと、ソフトスキルは何なのか?

これを考える時間が今後のキャリアにおいては最も大切です。

私の場合、絶対的なハードスキルは、OS、DB、SAP Basisといったインフラの知識やスキルです。IT業界ではこのようなハードスキルを資格という形で簡単に示せるため、自分を売り込むのはとても容易です。

 

2、ITコンサルに転職するということ

▪️年収100万アップは普通

他の業界をあまり詳しくは知らないので恐縮ですが、基本的にコンサルの給与は高く、非コンサルからの給与アップはかなり期待できます。特に、新卒でSierにて1年職務経験がある人はかなり給与が上がると思います。新卒入社の1年目は額面300万-400万くらいでしょう。

第2新卒採用を積極的に行なっているコンサルティングファームは結構限られますが、

Accentute

IBM

・会計Big4 (KPMG、Deloitte、PwC、E&Y)

Capgemini

このあたりなら、基本的にアナリスト採用で、年収450万 〜 550万円あたりは固いです、2年目に転職するとしたら、この時点で50万-250万の増額が見込めます。

 

▪️圧倒的なハイキャリアに進める

コンサルに詳しい方なら誰でもご存知かと思いますが、コンサルタントとしてのキャリアは新たなキャリアの可能性をもたらしてくれます。アナリストから入社して、コンサルタント、マネージャと出世した場合、以下のキャリアパスが見えてきます。

ベンチャー起業のマネジメントポジション

・事業会社のマネジメントポジション(CIO補佐、CIO候補)

・起業

・別コンサルティング会社のマネージャ

上記であげたようなコンサルティング会社でマネージャに一旦なってしまえば、市場価値が爆発的に上がります。

 

戦略コンサルほど待遇はよくないですが、今後のキャリアでの成功をもたらすことは間違いないです。 

 

3、私の体験談

みなさんがどれだけITコンサル業界に詳しいかはわかりませんが、私は極力早くマネージャになりたくて、今のファームから移ることを決意しました。というのもやはり外資系ではありましたが、どちらかというとデリバリーよりのファームでしたので昇進が究極に遅いという欠点がありました。

基本的に、第2新卒でしたらポテンシャル採用ですのでコンサルタントランクでの採用はほとんどないと思います。そのため、アナリストでの採用がメインと踏んで、1年4ヶ月で会社を離れることを決めました。

IT戦略コンサルとして、CIOアドバイザリーなどをやりたいのですが、やはりただのマネジメントコンサルタントにはなりたくないので、SAP Basisの経験を活かせるERPの導入ができ、最終的にIT戦略にジョインする前に業務コンサルで強みを発揮できる環境のあるファームを選択しました。

コンプライアンスの関係で社名は出せませんが上記のファームのいずれかで、ERPの導入コンサル部隊にジョインします。年収は100万上がりましたねwww

グローバルファームのため、業務はほとんど英語ということです。

ちなみに面接は3回で、うち2回は英語のため、英語の対策はしておいたほうがいい。

また、IT戦略コンサルではないので、ケース面接ではありませんでした。

 

余談ですが、私はSAPの経験者であり、英語に問題が無いため、Linkedinにて話をいただいた段階で採用はほぼ決まっていたようです。本当にありがたい話ですww

 

4、最後に

世間一般の意見として、

「1つの会社に最低でも3年はいた方がいい」だとか、

「今移っても何もできないから同じ会社で経験を積みたい」とか

言っている人がいますが、そういう人は一生成長しないと思います。

私自身、今回の転職活動でより客観的に自分を評価し、労働市場における自分の強みは何なのかということを考え、ずっと同じ会社でただ業務をこなしているよりも充実感がありましたし、また英語での面接のため、英語で考え、英語で自身の強みをアピールするという経験は普段の業務ではできていなかったのでとても成長したと感じています。また、結果として良いオファーをいただけたのでとても満足しています。

まだ、業務には入っていないですが、今所属しているファームよりも上流を経験できはずのため、とてもワクワクしています。

今、第2新卒で転職を検討している方々は是非1年超えたあたりから検討してできるだけ早く次の会社に移ることをお勧めします。また、それがITコンサルならばいつでも力になれると思うのでメッセージいただけたらと思います。

 

では、今日はこの辺で失礼します。