SAP Basisキャリアのリスク
こんばんは、カズヤんです。
今日は、ITコンサル専門のリクルーターと話す機会があって、ふと思ったのですが、SAP Basisを業務としてやることについてメリットをたくさん書いてきましたが、デメリットというかリスクもそれなりにあるのではと思ったのでシェアしてみようと思います。
1つ目は、クラウドの脅威です。
今って、インフラ環境を構築する時はほとんどをAWSやAzureなどのクラウド環境に構築しますよね?
最近では、両社がSAP と歩み寄っていることもあり、今後はこのインフラ部分プラス、Basis環境が整備されたパッケージ製品も出るのではないのか?
とふと思いました。
そもそも、SAP NetWeaverはOS上にて稼働するミドルウェアであり、SAPアプリが稼働する専用のアプリケーションサーバ(インスタンス)を提供しているもので、スレスレのところで統合を免れてきた経緯があります。
まだリリースされてこそはいませんが、技術的には十分可能だと思います。時間の問題ですね。
2つ目は、AIの普及です。
多くのIT企業では、独自のAIを構築し、画一的な作業を自動化しますよね。
Basis運用に関しても、定型業務はこの流れで人を雇うインセンティブがなくなると思います。
2つ紹介しましたが、Basis運用業務のみの経験では、対応できないと思います。
解決策としては、
運用のみだけでなく、構築経験もあるエンジニアを目指すこと。
クラウドの知識をつけて、SAP Basisのインフラ寄りのアーキテクトになるってところだと言うことです。
2025年のR3サポート期間までで、クラウド移行、S/4 HANA移行が増加するため、その波が過ぎた後には、構築メインのアーキテクトでありたいですね。
ハリウッドでターミネーターが上映された時代から言われていますが、マシンに使われる時代ではなく、マシンを使う(作る)存在であり続けたいと思いました。またモチベ上がりました。
今日はここで失礼します。
ではまた!