ITIL Foundation v3 取得

皆さん、こんにちは、カズヤです。

2週間前に受験したITIL Foundation v3試験に合格したのですが、この合格証明書が届いたのでお知らせします!!

IT企業に入社してから初めてのアチーブメントなので、結構嬉しいっすww 

ただ、ITILに関してはちょっと対策すれば誰でも合格できますww

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今日は、エンジニア未経験の方向けにこのITILとはなんであるか? 

そして、この知識がどのように生きるのかについて書いていきます。

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1、ITILとは?

私が、学生の時ITIL(アイティル、アイティアイエル)なんて単語は聞いたことがありませんでした。そして、私自身が運用のチームに配属になることも想像していなかったですし...

ITILとは、Information Technology Infrastructure Library の略で、IT運用のフレームワークを提供してます。イギリスの非営利団体が作ったフレームワークだそうです。

ITILは、規範的なルールを定めているのではなく、世界中で実践されていて大きな結果が出ているベストプラクティスをまとめているものであり、それがIT運用のフレームワークとして最適だと認識され、全世界中で導入されているフレームワークです。

おそらく、ほぼ全ての企業のIT運用に利用されているフレームワークだと思います。

このITIL試験は全部で4段階のランクがあり、今回はその中でも一番下の認定試験を受験したわけです。

 

2、試験をとると評価されるの?

まず第一にどんな運用エンジニアもITILフレームワークを業務の中で利用しているであろう現状を鑑みると、ITIL Foundationに合格しても特別な評価が得られるということはありません。

ただし、新人エンジニアが運用業務フレームワークを理解していることを証明できるだけといったところでしょう。

興味深いことに、PwCコンサルティング中途採用では、推奨資格としてITILが挙げられています。つまり、持っていることで採用では少しは評価がされるということだと思います。

結論として、簡単だから受けた方がいいですwww

 

3、業務におけるITIL

業務では、「インシデント管理」「問題管理」「変更管理」「構成管理」を社内のデータベース上で管理しています。このフレームワークに則ることで、実際の運用も効率的に実施できていると思います。

 

・「インシデント管理」とは、業務に影響を及ぼす可能性があるシステム障害のことで、インシデントが発生した際に、インシデントをいち早く解決するための手順を提供するプロセスです。

・「問題管理」は、インシデントの根本原因を探り、問題解決を目的とするプロセスです。インシデント管理と少し類似しているように聞こえますが、あくまでインシデント管理では、システムの復旧が目的のため、根本解決はしませんので注意。

・「変更管理」は、問題管理プロセスにおいて、システムが抱える問題を解決するために、設定を変更したり、手順書などの構成資料を変更したりするプロセスです。

・「構成管理」は、システムを構成する、設定情報(パラメータ、メモリー等)、手順書、連絡体制などの構成資料です。管理台帳等を利用して、これら構成情報を効率的に管理することにより、運用が効果的に効率的に実施できるのです。

 

チームの中で、各プロセスオーナを任命し、プロセスオーナが集合して月次でサービス報告会を実施しています。

まあ、何かを管理するということは必ずフレームワークなりあると便利ってことですねえ〜〜

 

 

4、終わりに

今回は、私のITIL合格自慢と、ITILフレームワークについて簡単に説明しましたが、今しか経験できない運用業務なので、今後もITILを最大限活用して良いソリューションをお客さんに提供できたらと思っています!!

ちなみに、IT未経験のひとでもすぐに取れる資格だと思うので、皆さんぜひチャレンジしてみてください。特に学生でこの資格持ってると新卒採用ではかなり評価されると思います。

ではまた、次回の記事も宜しくお願いします!!