DBエラー(ORA-01031)
皆さん、こんにちはカズヤです。
今日は、Oracleデータベースに関するエラーを扱いましたので共有したいと思います。
まあ、担当している案件の障害のほとんどはデータベースのエラーが多いですね。
このようなエラーはお客様側のアプリ担当チームが何かプログラムを実行した際に、コードのエラーが起因して起こるものがほとんどです。
Ora-01031エラーなのですが、
下記サイトを調べてみると、
「権限が不足しています。」と記されており、
原因: 適切な権限のないユーザーが、現行のユーザー名またはパスワードを変更しようとしました。必要なオペレーティング・システム権限がないデータベースをインストールしようとすると、このエラーが発生します。Trusted OracleがDBMS MACモードで構成されている場合は、ユーザーに必要な権限が現在のログイン・レベルよりも高いレベルで付与されていると、このエラーが発生することがあります。
→まあ、書いてある通りですが、適切な権限のないユーザーでは権限レベルの高い操作はできないと言うことでしょう。
エラー・メッセージ Ora-910 - Ora-1497 - MySQL, Oracle Abc Wiki
解決方法:この操作を実行するか、または必要な権限を付与するようデータベース管理者(DBA)に依頼してください。Trusted Oracleユーザーに高いレベルの適切な権限が付与されていてもこのエラーが発生する場合は、適切なレベルの権限を付与しなおすようDBAに依頼してください。
→権限がないわけですから、より高い権限を付与する必要があります。
IT未経験者の人からしたら、権限と言われてもよく分からないと思いますが、システムでは、OSレベルでファイルの閲覧権限や実行権限などがファイル毎に必ず割り振られています。もし、この辺詳しく知りたいと言うことでしたら、LINUXのファイルシステムについて学習すると一発でわかると思います。
なお、本エラーが出力されることにより、お客様のシステム稼働に一切影響はないので、心配ご無用です。
前回同様で、Oracle Bronzeの知識がかなり活きています。
障害対応って、既知のエラーだった場合には、障害対応メモをみてそのメモに則って、作業を実施するだけなので、1hくらいで対応が終わるのですが、今回のエラーは未知のエラーのため、対応までに1hかかり、さらに今後対応するための障害メモを資料として残す必要があります。
今日の予定作業の見積もりから、一気に余分な時間が追加され残業せねば追いつかなくなります。ちなむと残業は死ぬほど禁止されていますので、していませんが...
もしこれが、原因不明のエラーだったらと思うと末恐ろしいです....
今後も早く対応できるように継続してデータベース学習は実施するつもりです。
運用エンジニアの業務内容について今後も更新していきますのでよろしくお願いいたします。では、また次回お会いしましょう。