DB2のバッファプール拡張(③)
皆さん、こんにちは、エンジニアカズヤです。
再三しつこいですが、今更ながらSTMMの突破口がつかめました。
DB2 って、db2diag.logという、イベントを記録するログファイルがあるのですが、DB2 管理者なら、
何かDB2 で問題があったらdb2diag.logを確認しろ!
と口酸っぱく言われますww
で、今更ながらこのファイルをOS上で必死にさがしていたわけですが、その途中で、ふと気付いたのですが、同じ階層の中に、
STMMなるファイルがあったんですよ。
で、開いて見たら、
中に5つのstmm.xxx.logとかかれたファイルがあったんですね(xxxは通し番号)。
おやっ?これは!?もしや!!?
と思って、ググったら以下の記事を見つけたわけです!!↓
diaglogを見るのはもちろん正解です。
STMMによるメモリリソースの変更イベントが書き込まれるからです。
しかし、このSTMMの詳細はstmmのlogの方に書き込まれるようです。
まだ、調査途上ですが、このログの中にリソース使用状況が書き込まれており、どのような情報を、元に自動メモリチューニングが実施されているかの答えが隠されているいるのです。
やっと答えにたどり着きました!!!
本件のお客さんは社内のアプリチームなので喜んでもらえるかなと思います。
この件に関しては1ヶ月以上取り組んでおり、私が案件担当になって1番初めの課題管理でしたので、すごく嬉しいです。
今回は本当に運良く答えを見つけることができましたが、根気強く調査を行うことが良い結果に繋がると実感しました。
インスタンスメモリの拡張に関して、3回にわたって書いて、しつこいと思われたと思いますが、今後もこのような調査課題を共有していきたいです。
残念な事に、すでに知っている人はいるという事(私の調査スキル不足www)
↓
DB2のSTMM動作ログを見やすく整形してくれるスクリプト | Unofficial DB2 BLOG
では、今後ともよろしくお願いします!